マルチソウサ〜7人の名探偵〜 感想

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本日は浅井心晴さん出演

マルチソウサ〜7人の名探偵〜 感想

を拝見してきました。

EROFISHで拝見して、素敵な女優さんがいるなと思い、Twitterで次回出演の舞台が告知されていたのでまた演技が見たいなと思い、今回は行ってきました。

なんと今回の舞台は普通の舞台ではありません。

RIETという形式の舞台なのです。

これは Real Imrprovisational Experience Theater というものでして、自分の感じた感想でざっくりいうとTRPG+舞台という、感覚の演劇です。

ストーリーの大前提とキャラクター自体は決まっていますが、自分が何をすべきなのか、舞台上で何をするのか、どうなっていってしまうのかは開幕までわからないという即興型演劇なのです。

自分自身、たまにTRPGはするのでそれを舞台上で役者さんたちが演じたらどんなふうになるのかとても楽しみに現場に向かいました。

 

舞台はめちゃくちゃ面白かったです!

今回の演劇は観客も演者と一緒にお話を体験していくので、同時進行で謎を解くことができます。

そのため、演者さんたちが何をしてどんな状況になるかを良く観察せねばなりません。

今回のシナリオ自体はとある場所に7人の名探偵が集められ、自身の首にはめられた爆弾を解除するといった、緊迫感のある話なのですが...

演者さんたちも真剣に解いているからでしょうか。会場は謎解きゲームのような親権でも和やかかつ楽しむ雰囲気に!

自分も笑ったりリアクションしながら謎を解きつつ舞台を見るという新しい体験をすることができました。

自分が一番好きだったキャラは黒井 孝志郎という探偵です。この探偵は裏社会の仕事も請け合うといった見た目も松田優作的なアウトローな感じのするキャラなのですが、とにかくこの人が面白かった!

立ち姿はニヒルな感じがしてかっこいいのですが、探し物をすれば他の演者さんにツッコミまくられる、会話中も美味しいところは持っていく、若干の天然を発揮するといった、今回の舞台で一番の癒し系キャラでした。

今回の舞台の中で各登場人物は謎を解くためにスキルを使用することができるのですが、なんと黒井のスキルは超強力で最終的にはカッコ良く決めているところも見れ、自分は大満足でした。

オチ自体はマルチエンディングで今回は犯人を特定し、爆弾の解除に成功することができましたが、そこには辛い現実も待っているという悲しいオチでした。

やはり、事件というのはただ起きるというわけではなく、何か、後ろに悲しい何かがあり、起きてしまうものなのですね。

 

今回の浅井心晴さんの役は柴門 三畔という天才鑑識の役柄でした。前回のEROFISHの時のドジだけど頑張り屋といった感じとは真逆の役柄です。前回はアワアワしているような感じの役でしたが、今日は立ち姿もスーツが似合ってカッコよく、事件を解決していくスマートな感じでした。声の出し方も超イケメンとでしたし!柴門は黒井とバディだったのですが、黒井に対して柴門のしっかりしたツッコミが入っていて二人のやりとりはとても好きでした。

 

今回で舞台を見始めてから大体20作品目になるようです。が、今日のようなまだまだ見たことない、いろんな形の舞台があるということを思い知りました。

 

今後も、沢山舞台が見れたらいいな。そんなことを思いつつ、今日はここまで。

 

では、また。