ギフテッド 感想

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本日は浅井 心晴様 ご出演

 

ギフテッド

 

を拝見してきました。

 

久しぶりの赤坂、久しぶりのπTokyoです!

前回はWOLFの時でしたね。

前回はまだ肌寒い日もある時期でしたが、あっという間に青空の季節になってしまいました。

 

今回もバチバチの殺陣があるということで当日までとても楽しみに当日を迎えました。

 

話の内容的には任侠とSFが混ざり合った世界感。

話の進み方も少年漫画のようでありながら、時にハードボイルド小説のような、晴れ間と雨が交差するまさに今の季節のようなお話しでした。

それぞれの家族を守るために何を想い、貫くかのストーリーは心に来るところがありました。

どちらが善でどちらが悪とは簡単には言えない。その代わり、勝利したほうが正義であるマフィアの世界観が眩しくもあり、しかしながら、一度始めたら二度と引き返せない底なし沼のようにのめり込んでいくような世界観です。

お話し的には杏奈が主人公とされていますが、感情移入によっては誰だって主人公になるお話です。柊の一族として、アバッティーニファミリーとして、どちらの親でもある瑠夏、黒羽の血筋という大きな宿命を背負った大智、すべての話を知ってしまった一兎、それぞれが抱えた命運や信念は今はお話の中ですが、形を変えれば現実でも同じようなモノを背負っているのかもしれません。

紫乃が杏奈に感情をぶつけるシーンは印象的でしたね。柊の家に生まれてしまったがために人生が狂った杏奈、アバッティーニファミリーによってすべてが狂ってしまった紫乃、どちらも初めは己のあずかり知らぬところの話だったのでしょう。しかしながら、其の恨みや悲しみの先に当人たちがあり、諍いが起きてしまう。最後に紫乃がもう遅いという旨の言葉をつぶやきます。それは、もう始まってしまって後戻りはできないということなのか、それとも、今になって和解できてもすべては終わってしまったということなのか、それは当人達にしかわからないでしょう。

今回一番印象に残っているシーンがありまして、現代のアバッティーニファミリーがケジメをつける最後の場面です。今までどちらかといえばやさしさの一面を見せていた現代のアバッティーニファミリーがすべてを清算するシーン。自分の席からは松川さん演じる一兎の顔がよく見えていました。一兎は現代のアバッティーニファミリーでは一番の優しい心の持ち主でしょう。それでも、すべてを知ってしまったうえで何とかしようと奮闘する姿は心打たれました。全てを解決した。そして、全てを解決したということはケジメをつけなくてはならない。最後の一兎の表情は優しいだけの人間ではなく、しっかりとした厳しさを持った人間であり、しかしながら、ちゃんとやさしさが勝っている人間なんだなと感じることができました。今回のケジメは優しさからくるケジメでした。一兎の最後の歯を食いしばる、覚悟を持った表情は、本当に寂しさを感じるというか、世が世なら、場所が場所なら、こんな人がこんなことをしなくてもいいのに…と考えてしまう表情でした。

さて、アクションに話題を変えましょう!

相変わらずCharmさんの舞台はアクションがすごくてすごいです!!

なんか今回初手飛び蹴りが多くて空中技大好きな自分は大歓喜でした。しかも今回はほご目の前でじっくり堪能できました。

ちなみに今回一番好きだったキャラは二胡です。関西弁で任侠で優しくて強いってずるいですよね。終始、作務衣と雪駄を履いていて、飄々としていながら強キャラ達を圧倒している姿が中二心をくすぐられました。そう考えると最後に着替えていたのは喪服になるんでしょうかね…

淡野さんは相変わらずのかっこよさ、やはり、どんな感じでも俺様系キャラが似合いますね。こぶし系の技が鋭くて好きです。永井さんも素敵でした。よく見たらまた薬物漬けのキャラなんですかね、手足が長いので行って一手に迫力があります。吉田さんはめっちゃ締めるところをかっこよく締めていてアクションではできないかっこよさがありました。笹原さんは相変わらずぶっ飛んでるキャラがお似合いになりながら、あの美しい顔面偏差値できれいに締めてらっしゃる。

そして浅井さん!浅井さんの眼鏡キャラ大好きです!!(力強く打ちすぎでキーボードが一回止まりました)あのクールビューティーな感じと感情を爆発させるときの感じがかっこいいんですよね。今回もおきれいでした。ソロチェキを購入いたしましたが、めっちゃ美麗だし、ブロマイドはめっちゃかっこよかったです。

 

今回もアクション欲や考察欲などいろいろな面が刺激される素敵な時間を過ごせました。次回も楽しみです。

 

では、また。